こんにちは!Unicoです。
3度目のベトナムはハノイに行ってきました。
ハノイではベトナム北部の名物料理がたくさん食べられます。ホロホロの白身魚&たっぷりのディルを使った「チャーカーラボン」もそのひとつ。今回はチャーカーラボンを伝統的なレシピで提供している「Ha Noi Tan Tan(ハノイタンタン)」というお店に行ってきました!お店の様子やチャーカーラボンについてご紹介します♪
チャーカーラボン Chả cá Lã Vọngとは
「チャーカーラボン」は白身魚を使ったハノイの伝統的な麺料理です。
「カーラン」と呼ばれる淡水ナマズの身に下味をつけて炭火で焼き、更に油で揚げたものにディルなどの香草を加え、ベトナムの細麺「ブン」と絡めていただきます。魚の身には、米の発酵調味料「メー」やエビの発酵調味料「マムトム」、ターメリック等で下味を付けています。仕上げにはヌクマムベースのタレをかけるという、まさにベトナムの旨味が満載のお料理なのです!
ちなみに、日本のガイドブックでは「ライギョ料理」として紹介されていることが多いですが、ライギョはカーランの代用として使われているらしいです。カーランのほうが小骨が少なく美味しいと言われています。
Ha Noi Tan Tan(ハノイタンタン)
Ha Noi Tan Tanは伝統的なレシピでカーランを使ったチャーカーラボン提供しているお店です。ホアンキエム湖の南西エリアに位置していて、旧市街からも行きやすい場所にあります。
お店は魚のマークの看板が目印。小さい入口から廊下を通って2階にお店があります。今回は土曜日の11:45ごろに行きましたが、空いてすんなり入ることができました。
メニューには英語訳が書かれているので選びやすいです。
お目当てのチャーカーラボンはメニュー表の「Cha ca Ha Noi(Hanoi special “Cha ca”)」で、一人前で120,000VND(約600円)。手の込んだ料理だけあって、ベトナムにしてはちょっとお高めです。
チャーカーラボンを食べる!
注文すると油の入った鍋、大量のディル&ネギ、ブン、調味料などが運ばれてきます。
調理は卓上で店員さんがしてくれます。
まずはカーランの表面がカリッとするまで揚げ、その後大量のディルとネギを揚げ油に絡めていきます。ディルとネギは「これでもか!」というくらい入れるので鍋からあふれてしまうんじゃないかとハラハラ心配しながら見守ります。
ディルとネギがしんなりしたら調理終了!自分の器にブンを取り、その上にカーラン、ディル&ネギ、トッピングのパクチー、唐辛子、ピーナッツをのせ、ヌクマムベースのタレをかけて完成です!
カーランの身は超ふわっふわで、ほどけるような食感です。表面がカリッと揚げられていて香ばしく、甘酸っぱしょっぱいヌクマムベースのタレとよく合います。川魚は生臭いというイメージがありましたが、臭みが全然なくて驚きました!淡白なので味はタラにも近いかも?タラをすご~く柔らかくした感じです。
大量のハーブのおかげなのか、油たっぷりだけどくどくないです。全部食べられちゃって恐ろしい!ディル好きにはたまらないやつです。トッピングのピーナッツの食感やパクチーの香りも楽しみながら、ぺろりと完食!
チャーカーラボンはホアンキエム湖の北エリア「チャーカー通り」に専門店が沢山あるので、今度そちらにも行ってみたいと思いました!
Ha Noi Tan Tanの基本情報
チャーカーラボンはホーチミンなど他のエリアではあまり見かけませんでした。ハノイを訪れた際はぜひお試しあれ!
人気店なので、お昼時間のちょっと前に行くのがおすすめです!
店舗名 | Cha ca Tan Tan |
所在地 | 17 Tràng Thi, Tràng Tiền, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム |
営業 | 10:30~21:00 定休日なし(不定休) |