【ボスニア旅行2018GW】サラエボ~モスタル電車の旅

こんにちは!趣味探し中OLのUnico(うにこ)です!

今年のGWにボスニアヘルツェゴビナを旅行してきました!
今回の最大の目的地は世界遺産の街、モスタル。

↑モスタルはこんな街。美しい青い河に、世界遺産の橋、石造りの街がみられます。

モスタルへは、日本からのアクセスはあまり良くないため、ガイドブックでは隣国クロアチアの有名観光地「ドブロブニク」から日帰りで訪れるオプション的ルートがよく紹介されているようです。その場合は、ドブロブニクからバスで片道約3時間ほど。

しかし、今回は初めてのボスニアだったので、モスタル以外の都市も見てみたい…。

そこで、ドイツから飛行機でボスニアの首都サラエボに入り、そこから電車でモスタルに向かうルートで行くことにしました。サラエボから出ている電車は1日10本ほどとかなり少ない!でも山の中を川に沿って走る景色はとってもきれいで、電車の旅もなかなか良いな~と思ったので紹介します!


【出発前!朝のサラエボ中央駅】

電車は7:07発。モスタルへの到着は9:02の予定です。
2時間弱の電車の旅。風景を楽しむにはいい距離ですね♪

駅への移動は、ホテルからタクシーを利用して、出発の1時間ほど前に到着しておきました。せっかくなので、本当はトラムを使いたかったのですが、前日キヨスクの店員さんに尋ねてもダイヤが不明だったので、不安すぎてやめました…。
1日に数本しかない電車を逃すわけにはいきません。

朝のサラエボ中央駅。

前日の夕方に下見したとき、人がほとんどいなくて不安だったのですが、朝は電車を待つ人がちらほらいて安心しました。


【朝食はサラエボ中央駅で】

駅には売店と軽食を提供する飲食店が3店舗ほど入っています。朝6時過ぎに駅に到着しましたが、お店は既に営業していたので、朝食は駅でとることができました。

「サンドイッチ」といって出てきたピタパンサンド。
サンドイッチ
チーズときゅうりが入っています。普通に美味しい。
ボリューム満点です。これのおかげで電車のお供のおやつが必要ありませんでした。
ちなみに、提供はあまりスピーディーではない。時間に余裕がない場合は注意が必要かもしれません。

あとはエスプレッソ。

地元の方なのか、早朝からエスプレッソを飲んでのんびりするおっちゃんが結構いました。そういう朝の文化なのでしょうか。


【いざモスタルへ】

サラエボ中央駅は始発駅なので、発車時刻の20分ほど前にホームに行くと、既に電車が着いていました。

向かい側のホームから、電車とアバズ・ツイスト・タワーをぱしゃり。
朝のサラエボ中央駅

それでは乗車します!
改札は無く、電車に乗り込む際に、チケットを車掌さんに確認してもらいます。

どれどれ…、と確認する車掌さん。鼻眼鏡が気になります。

ちなみにチケットは前日に駅窓口で購入しておきました。
サラエボからモスタルまでは1人19.80MK(約1,300円、2018年4月現在)です。
※切符の購入については【ボスニア旅行2018GW】サラエボ新市街観光&トラムに少し書いてありますので、ご参照ください。

日本では、乗り込む際に切符を見せるスタイルは、あまりないですよね。海外に行くと日本のような改札はないけれど、実は小さな印字機に切符を通さなければいけなかったり、乗車中に車掌さんが確認に来るパターンだったり、今回はどうすればいいんんだ?と電車に乗るたびに少しドキドキしてしまいます。


【風景を楽しみながらの電車の旅】

電車は山に向かって走り出します。あまり大きくないサラエボの街はあっという間に抜けてしまい、民家もまばらになってきます。

山間の街の、朝の風景がとてもきれいです。可愛らしい家と緑豊かな田舎の景色が、まさに絵本の中の世界!という感じです。

さらに走ると民家もなくなって、まじで山深い。山越えです。

山を越えると、川沿いの道になります。冒頭のモスタルの写真でもあるように、川の色がとてもきれいな青色をしています。対岸の岩山も、地層が筋模様になっていて、おもしろい景色です。

さらに走ると、開けた盆地に民家もちらほら。ここまでくるとモスタルはもう少し!


【モスタルに到着】

電車は30分ほど遅れて、9時半ごろにモスタルに到着しました。

駅はだいぶ質素な装い。

電車の旅は、景色もきれいで、そんなに揺れることもなく快適でした。

モスタルの駅は、観光の中心地の旧市街からは1㎞ほど離れており、今回は観光の便の良い旧市街に宿を取りました。ひとまず荷物を宿に置いたら、モスタルの街を見て回りたいと思います!