【台湾旅行2018秋】台北の臨江街夜市で名物食べ歩き!

こんにちは!Unico(うにこ)です!

10月の3連休に台湾に行ってきました!

初めての台湾でしたので、まずは台北を中心に有名スポットを巡ることに。
台北のランドマークといえば台北101
夜になるとライトアップされて綺麗ですし、展望台もあるので上って台北の街を見渡すこともできる台湾屈指の観光スポット。

そして台北といえば夜市!台湾グルメの食べ歩き!食い倒れ!

食べるのが大好きなので、旅の目的が夜市散策といっても過言ではありません。
魯肉飯、小籠包、花豆、愛玉子…
行く前から何を食べようか頭を悩ませていました(笑)

台北らしい華やかな景色も見たいし、夜市で食べ歩きもしたい…!
そんな台北初心者の希望を叶えてくれるのが、台北101のすぐ近くにある臨江街夜市です。今回はこの臨江街夜市に行ってきました!

ガイドブックでは比較的こじんまりした夜市と紹介されていますが、美味しい物もいろいろ食べられて大満足の夜市でした!
食べたものや周辺の様子をご紹介します。


臨江街夜市は台北101/世貿駅が最寄りです。

台北101/世貿駅をでると、さっそく台北101が見えます。

これは駅からちょっと歩いた歩道橋の上から撮影。

台北101のほかにも、「四四南村」という、台湾の昔ながらの街並みが保存された一角があり、こちらも観光スポットになっています。四四南村
四四南村も台北101/世貿駅からすぐ、歩いて5分くらいのところにあります。
閉まるのが結構早く、5時過ぎに行ったら閉園していました…。


臨江街夜市は台北101/世貿駅や、観光名所の台北101や四四南村から歩いて約10分ほどのところにあります。

このゲートが目印。
ゲート

訪れたのは18時ごろ。人出もまだ少なめで、人混み嫌いにはこの時間は狙い目かも。

練り物が並んだ、おでん屋台のようなお店もあります。


生煎包

どのお店が美味しいのか調べていなかったので、行列のあるお店を狙うことに。

まずは夜市入口でちょっと列ができている肉まん屋さんで生煎包を買ってみます。
生煎包が焼肉まんで、餅貼が餃子のようなもの。1つ5個入りで60元(約240円)です。

お兄さんがせっせと焼いた、焼きたてです。
奥では女性が餡を詰めています。本当に全部手作りなんですね。

小ぶりなので食べ歩きにはちょうどいい大きさ。
中には豚肉とシャキシャキとした野菜が入っていました。生地はもっちり系。
普通にうまい。やや薄味ですが、日本人にも馴染みのある味わいです。

台湾に行く前、「台湾料理はほとんど八角の匂いがしてあまり美味しくなかった!」なんて話を聞いていたので心配していたのですが、俄然食欲が湧いてきました!

生煎包で腹ごしらえをしたので、一通りお店を見て、気になったところに入ってみることにしました。臨江街夜市は一本の道に沿っているので、道に迷うこともなく、私のような初心者には、かなり回りやすい夜市です。


次は台湾のソーセージにトライ!

「台湾のソーセージは甘い」と聞き、気になったので確かめます!このお店ではソーセージに薬味をサンドしてくれます。種類豊富。

「香菜(パクチー)」を注文。1本60元(約240円)。結構高い!

お菓子みたいに甘いのかと思ったら、そこまでではなかったです。
最初普通のソーセージと思ったら後から甘い感じ。

うーん、でも日本に慣れてるせいか、やっぱり甘くないのが好き!笑


魯肉飯

日本でもかなり有名な台湾B級グルメ。
豚肉を甘辛く煮込んだものをご飯にオンした丼ぶりです。丼よりひとまわり小ぶりなお茶碗に盛られているので、一食には足りないですが、これでたったの30元(約120円)。八角が効いていて独特な香りですが、ベースの醤油っぽい味は日本人に好まれるのが頷けます。お肉もトロッとしていて美味しい!


次は甘いもの!芋圓を食べます!

甘いものを求めてスイーツ専門店へ。「九份芋圓」というお店です。行列ができていて、人気店のようです。

かき氷、芋圓、豆花、タピオカ、オーギョーチィなど、台湾名物のスイーツがいろいろ売っています。うーん、迷う!

悩んだ末、「芋圓豆花」を注文。
「芋圓」は、タロイモやサツマイモなどのお芋とタピオカ粉を混ぜて茹でた、白玉のようなお餅です。お店の名前の通り、人気観光スポットの「九份」の名物スイーツです。食感は白玉より固かためで、お芋独特の歯ざわりがします。もちもちしていて美味しいし、芋によって黄色、紫色、薄茶色など、色が違うのもなんだか可愛い。

そして「豆花」は豆腐のスイーツ。
柔らかめでツルッとしたなめらかな豆腐に黒蜜などで作ったシロップをかけてる食べます。ヘルシー感があって、最近日本でも見かけるようになりましたね。

今回注文した「芋圓豆花」はその両方を楽しめます。45元(約180円)でした。2色の芋圓と、下には豆花が入っています。冷たいものを頼んだので、砕いた氷も一緒に入っています。

芋圓は大ぶりでモッチモチ、食べ応えがあってすごく美味しい!
豆花はなめらかで優しい味。甘さも控えめで、これかなり好きです!
他のお店でも食べてみたーい!と思いました。

しかも大きくて食べごたえも◎手に持ってもこのくらいの大きさがあります。


ラスボス「臭豆腐」

夜市を一通り歩いて、最も異彩(というか異臭)を放っていたのが「臭豆腐」。

「臭豆腐」とは、豆腐を発酵液に漬けた、とにかく臭~い豆腐です。
生で食べるほか、煮たり揚げたりするのも一般的だそう。
ちなみに生は匂いがすごいので上級者向け、煮込みは中級者、揚げが一番マイルドに食べられるので初級者向けらしいです。

臨江街夜市で遭遇した臭豆腐も、その匂いたるや凄まじく、お店がある周囲一帯はもう完全にうんこ臭に包まれておりました。実際ここで臭豆腐に出会うと思っていなかったので、本当にどこかにうんこ落ちてるかと思いました。それくらい強烈な匂いなのです。

臭すぎるけど、気になりすぎる…
未知の食物には果敢に挑むと決めているので、恐れおののきながらも食べることに。

こちらがお店。結構広いです。満席だったので、番号札をもらって待ちました。人気なのか!!

メニューはこちら↓↓↓
臭豆腐のほかにも、いろいろあります。豆腐専門店なんですね。

今回は臭豆腐に加えて、豆皮というのも注文。

来ました!麻辣臭豆腐80元(約320円)。くっさ~!と思いきや、店の中が全部臭いので、もうよくわからない。
これは食べてもいけんじゃないの?と思ったのですが…

口に入れると、やっぱりうんこや。
しかも食べると乾いたヨダレみたいな、ちょっとツンとする匂いもプラスされる…。

なんてハイレベルな食べ物なのでしょう。

麻辣なら辛さで打ち消してくれるかと目論んでいたのですが、台湾の麻辣って優しいのですね。日本や中華より全然辛くない。よって効果なし。

食感はよく煮込んだ木綿豆腐という感じ。ポソポソ崩れます。

個人的には世界一臭いと名高いシュールストレミング並みに臭いと思いました。
でも、なんだかんだ濃いめの酒があればイケちゃうかも(このお店にはなさそうでしたが)。日本ではそうお目にかかれないので、旅の記念に是非トライしてみてください!

もう一品、保険で頼んでいた麻辣豆皮30元(約120円)。豆皮は湯葉を一度油であげたもの。それを味付けして煮込んだのが今回注文した品。日本の一般的な湯葉よりも歯ごたえがしっかりしています。知らずに食べたら動物性のホルモンか何かと間違えそうです。

味付けは香辛料の香りがしますが、臭豆腐同様あまり辛くはありません。
辛いのが得意でなくとも食べられそう。あと、両品とも塩気薄めで意外でした。

台湾では豆花などのスイーツに大豆を使ったり、豆漿、臭豆腐、豆皮など様々な形に大豆を加工して食べていてとっても興味深いです!


まとめ

臨江街夜市は端から端までゆっくり歩いても30分程度。一本の道沿いに屋台が出ているので回りやすかったです。規模は小さいものの、程よく活気があって、ご紹介してきたように台湾名物は大方食べることができます!

夜市で台湾グルメを楽しみたい!と思って行きましたが、しっかり満足できる夜市でした!

アクセス:台北捷運(MRT)の淡水信義線・台北101/世貿駅(R03)下車徒歩10分